囚人と幼稚園児
プリズンブレイクという海外ドラマをご存知でしょうか。
無実の罪を着せられた男の弟が綿密な計画を練って、自ら兄のいる監獄に入り、脱獄を試みるという内容のドラマです。
これにどハマりしていまして。
毎回手に汗握る展開が待ち受けていて
「ああっ!そんなことしてたら看守に見つかるっ!!!」
とか、
「えーーー!!お前裏切り者だったのか!!!!」
というようなスリルあふれるシーンが見所です。
さて、そんなプリズンブレイクですが、主人公は脱獄のために、閉鎖環境である刑務所内で、色々なアイテムを手に入れなければいけません。
時には脅し、時には金にモノを言わせて、時には貸しを作り、様々なアイテムを手に入れます。
看守にバレないようにナイフや薬や部品などをサッと手渡しするシーンは、見応えがあります。
そんなプリズンブレイクのような世界が僕の職場にも実はあって、
僕の職場は幼稚園なのですが、基本的にはおもちゃなど、保育に関係のないものを持って来てはいけないというルールがあります。
ところが、ここ数日
アクアビーズというものを持ち込む子が出て来ました。
もちろん持ってきてはいけないというルールがあるのですぐにカバンにしまわせます。
ところが。
僕は見てしまったのです。
僕が背を向けた瞬間にサッとアクアビーズを友達の服のポケットに押し込む女の子(4歳児)の姿を。
その時の僕を見る目がこちら。
おい、お前たちその顔!
囚人かよ!!
バレたら刑期延長ですか?
なんというか、悪いことをするとき、人は同じ顔になるんだなぁということを学んだ私でした。
プリズンブレイク、オススメです。