詩的人生
ポエマーっているじゃないですか。
なんか、意味のわからないことをそれっぽい整った言葉で飾る人たち。
谷川俊太郎さんが文、和田誠さんが絵を担当して描かれた「ともだち」っていう絵本(http://www.ehonnavi.net/sp/sp_ehon00.asp?no=4251&spf=1)があって
その文章がすごくシンプルなのにグッと来るんですよ。
クラスの子達にも読んで聞かせてみたりして。
子どもたちにとっては日常の一部のような ともだち だけど、それってどんな人のことを言うの?
ってことを考えるきっかけになったと感じています。4歳児でも。
で。
本題のポエマーに戻りますけど、谷川俊太郎さんのことを軽んじてる意味でのポエマーだと言いたいわけではありません。
(むしろそういう意味でいうなら高校くらいの僕の方がポエマーだった。)
その「ともだち」っていう絵本をきっかけに、
谷川俊太郎さんの詩をもっと読んでみたい!
と考えまして、早速Amazonで物色。
自選 谷川俊太郎詩集(https://www.amazon.co.jp/dp/4003119215/ref=cm_sw_r_sms_awdb_g0jFyb2N6TRT8)なるものを購入して読んでいるのですが。
え?全然わかんない。
どうしよう。
想定していた「良い詩を読んで、自分もなんだか高尚な人物になったような気分を味わう」
という目的が、これじゃまったく果たせない。。。
宇宙が出てきたり、原爆が出てきたり、死んだ魚が出てきたり、ひげが出てきたり。
じゅうおうむじん。縦横無尽。
いやはや。人の頭の中ってわからないものですね。
それでも読み進めること数日。
なんだか、最初の方に比べてだんだん読みやすくなってきました。
僕はつい物事の表面だけを見てその中身まで決めつけてしまいがち。
改めなければ。
結論:谷川俊太郎さんはすごいひと。
PS.
最近ぼくにいちばん響いた詩はこれ。
「誰もいない、遠い過去に星たちは砕け、欠片が結ばれ、地球になって、物質から、なんでなのか、命を創った、僕たちの血は、星屑の液体。(中略)
僕が消え、遠い未来で、化石になったら、人は僕に何を見るだろう。分析して、名を付けて、解読をしても、愛した人は僕しか知らない。」
痺れません?シビレません?
これは藍坊主っていうバンドの星のすみか(https://youtu.be/uFY7gLrTB9w)という曲の歌詞の一部。
元の元を正していくともしかしたら本当に僕らは星だったのかなぁとか考え出すと止まりません!!!
おわり。