三男から珍しくラインが届いた
内容は、父親が、酔って転んで頭を打って病院に行ったというもの
幸い、父は大事には至らなかったが、その出来事から三男は父親も良い年なんだなぁと感じたらしく、心配して連絡して来たらしい
僕ら家族は仲は良い方だと思うし、これまで大きなトラブルや事故もなく生きてきている
父親も母親も尊敬しているし、僕もある程度は良い息子、良い兄として過ごしていると思う
昔は何も考えず、やりたいことをやりたいようにして生きていた
多分それは両親や家族の計らいによって見守られ、甘やかされ、生かされていたんだろう
それが今この年、この職業に就いたことでよく分かる
でも、今我々兄弟たちは少しずつ大人へと変わりつつあり、自分のことは自分でやらなけらばならないし、自分以外のことも面倒を見ていかなければならなくなってきている
最近はそんなことをよく考える
自分の社会的立場が少しずつ変わりつつある
養われる側から養う側へ
される側からする側へ
守られる側から守る側へ
当たり前のように周りの大人たちはそうやって命のバトン的なものを引き継いで生きてきているのだと思うけれど、僕にはまだそういうことはよくわからない
だけど、少しずつでいいと思うから、命のバトン的なものを受け取れるように準備を進めていくことにしたい